冬にバスケユニホームの下に着用するインナーには注意しよう

冬に防寒としてユニホームの下にインナーシャツを着ている人がいます。
着用自体は出来ますが、着用の仕方によって公式戦ではユニホーム規定、競技規則に違反してしまう場合がありますので注意が必要です。


膝下まであるインナーパンツは公式戦で着用出来ません。

バスケ ユニフォームパンツ

プロ選手で、7分丈や、ロング丈のインナーパンツを着用しているのを見かけます。
それに憧れて試合ではきたいと思う人も多いと思いますが、2015年に競技規則で、ユニホーム着用時の条項が削除されたことによって解釈が変わりました。
その為、ユニホームのパンツからはみ出す長さのインナーパンツが一切認められなくなりました。
膝やふくらはぎを覆うようなサポーターは認められていますが、インナーパンツと必ず出なければなりません。

ユニフォーム(アンダー・ガーメント)(第4条 4.3.1)
「パンツの下にパンツより長いパンツ様のもの(アンダー・ガーメント,パワー・タイツなど)をはいてもよいが,その場合はパンツと同様の色のものでなければならない」という条項が削除された.
すなわち,パンツの下にパンツより長いパンツ様のもの(パンツからはみ出してしまうアンダー・ガーメント,パワー・タイツなど)をはくことは,パンツと同じ色であっても認められなくなった.
※ パンツからはみ出さないものについては,着用してもさしつかえない.
※ ソックス様,ストッキング様の下肢部のサポーターや,ソックス様,ストッキング様ではなくても大腿部のサポーターの着用についてはパンツと同様の色のものであれば認められる規定は,現行規則の通りである(パワー・サポーター,パワー・ソックスを含む:原文では“コンプレッション・ストッキング(compressionstockings)”と表現されている).
ただし,色についての規定は,弾力的に運用することが望ましい.また,これらを着用する場合は,下肢部のものは膝下までのもの,大腿部のものは膝上までのものでなければならないという規定も現行規則の通りである.

プロ選手については、日本バスケットボール協会の競技規則とは別の、リーグの競技規則によって認められています。
大会ごとに大会規則で許可されることもありますが、基本的には日本バスケットボール協会の競技規則に準ずる形になりますので、着用前に競技規則、大会規則を確認しておきましょう。


インナーシャツは袖以外に襟も気を付けよう。

バスケ ボール

寒い冬などにはユニホームの下に長袖のインナーシャツを着用したいと思います。
しかし、こちらも競技規則ではユニホームからはみ出してしまうものの着用は認められていませんので、袖のあるインナーは着用が出来ません。
また、襟元からもはみ出してはいけないので、首下まであるようなインナーシャツや、ユニホームと同じVネックのインナーシャツでもユニホームの方が襟元が深くてはみ出してしまう場合は着用不可となってしまいますので注意しましょう。
インナーシャツ購入時には自身が着用するユニホームからはみ出さないかを確認しておく必要がありますね。


寒い冬の公式戦でも、長袖のインナーシャツや、ロング丈のインナーパンツが認められていない為、アップ時やベンチで待機しているときは、スウェットやウィンドブレーカーなどでしっかり防寒しておきましょう!

↓インナーはこちらから
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