静岡GYMRATS_12/07

2011/12/07

いつもお世話になっております皆様へ

こんにちは、Tこと岡田卓也です。
いつも大変お世話になっております。

こちらLAはまだまだ暖かい日が続いております。
日本は急に寒くなったと聞いておりますが、体調などお気をつけ下さいね。

さて、先日の不戦勝の後、次の日は無事LasVegas戦を行うことができました。
急遽午前のゲームになり既に帰ってしまっていたチームメイトもいた中で、フルメンバーの相手と試合を行えましたので、昨年も３戦戦った相手と再び試合を行えた歓びを噛み締めながら臨めました。ゲームはシュートの入れ合いから始まり相手のプレッシャーの中喰らい付き逆転に成功するも、こちらのミスでゲームを壊してしまい、敗戦してしまいました。勝てない相手ではないだけに、自分達の反省点をしっかりと見つめなければなりません。そんな中でも５人という少ない人数で闘い続けることができたことは大きな収穫でした。

続いて第７戦では落ち着かないで出しに相手のタイトなプレスを受け、瞬く間に点差を離されてしまいました。後半には相手のミスを誘い詰め寄るも、相手の落ち着いたゲーム運びで逆転にはならず、敗戦となりました。

第８戦となった昨日（現地時間ですが）はなんと元NBA選手が６人在籍し、現在ABAパワーランキングで第２位を保持しているLA Slam戦。我々選手も世界最高峰のNBA出の玄人を相手にできるということだけでワクワクが止まりませんでした。始めはリードを与えながらも自分達のバスケットを展開することができ、3Qには逆転に成功。激しい攻防が続く中メンバーのファールアウトにも気持ちと集中を切らすことなくアタックし、残り15秒で#5岩佐の3Pで同点に。最後のワンプレイに掛けるものの、ラストショットは元ウォーリアーズのトニーのもとへ。3Pラインから放たれたボールはブザーと共にゴールに吸い込まれていきました。

あと一歩、あと一歩のところで敗戦を喫し、星は次回以降に持ち越し。ですが会場のファンや相手チームからも多くの健闘と賞賛の拍手を頂き、着実にレベルアップできている自分達を実感しできました。そしてNBAのレベルをダイレクトに肌で感じることができたこの一戦は非常に多くのことを得る事ができました。

また、皆様にご報告する点としまして、各会場では、今回チャリティということで様々な配慮を頂いております。ゲーム前に黙祷を捧げる時間を設けて頂いたり、会場での募金やアナウンス、地元記事でドネーションの告知をして頂いたりと、本当に色々なアイディアで協力をしてくれようという姿勢が垣間みれ、いち日本人として非常にありがたく思っております。またこういうように感じれていることをできるだけ被災地のみなさんにお伝えすることが我々のすべきことだと感じていますので、しっかりと受け止め、帰国後にお伝えするところまで全うしたいと思っております。

長くなりましたが、ご報告させて頂きましたで。

年内のゲームはあと１試合を予定しています。

帰国までしばし時間がありますので、再渡米後の準備を始め、国内イベントであるGRキャンプやクリニックなどの準備に励みたいと思います。

それでは、またご報告させて頂きます。

（※ホームページがリニューアルされました。是非ご覧下さい！http://www.gymrats.jp/index.html）

＜結果＞　２勝６敗（ABA 2011-2012シーズン　12月1日現在）

11月13日（日）　SHIZUOKA GYMRATS　◯ 96　vs　79 ●　Daytrick Ibaraki（日本開催プレマッチ）　

11月18日（金）　SHIZUOKA GYMRATS　● 80　vs　120 ◯　 San Diego Sol

11月19日（土）　SHIZUOKA GYMRATS　● 89　vs　99◯　Arizona Scorpion

11月20日（日）　SHIZUOKA GYMRATS　● 90　vs　118 ◯　Arizona Scorpion

11月22日（月）　SHIZUOKA GYMRATS　◯ 20　vs　 0 ●　Las Vegas Aces（不戦勝）

11月23日（火）　SHIZUOKA GYMRATS　● 116　vs 　 131 ◯　Las Vegas Aces